目黒で働いています

株式会社Carionsの山下です。

人を喜ばせるってめちゃくちゃ楽しい

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とあるイベントで出会った学生が主催している

TRIGGER2016というビジネスコンテストに行ってきました。 

 

TRIGGER2016とは、大学生のビジネスコンテストで、

約100チームから選ばれたファイナリスト5チームが

優勝賞金である100万円を賭けて、ビジネスプランを発表する場でした。

 

司会はNHKアナウンサーの堀 潤さん

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(びっくりするくらい場を回すのがうまい。 )

 

そして、

CROOZの小渕さん

クラウドワークスの吉田さん

SHOWROOMの前田さん 

など、超豪華メンバーが審査員を務めていました。

(出席予定だったDeNAの南場さんが欠席で残念‥.)

 

 ビジネスコンテストというものを初めて見に行ったので、

たくさんの気付きと学びがありました。

 

#TRIGGER2016

簡略化しすぎて、失礼があるかもしれませんが

出場していたファイナリスト5チームの簡単なサービス内容です。

 

インドネシアへの出張マツエクサービス

◯地方大学生向けのビジネススクール

◯高齢者のセカンドインターン

◯レンタルファッションサービス

◯栄養士による出張料理サービス

 

友人がプレゼンテーターとして出場していたり、

就活時代のインターンシップで考えていたビジネスモデルと近いものなどもあり、

とても楽しく見ることが出来ました。

 

 プレゼンテーターからのプレゼンの後、

 審査員からフィードバックがありましたが、

『そもそもこれは誰のためのサービスなのか。』『本当に儲かるのか。』

といった鋭い質問が飛び交っていました。

 

このサービスは誰を喜ばせるのか。 

 

中でも僕が一番印象に残ったのは、

『このサービスは誰を喜ばせるサービスなのか。』

という問いです。

 

スタートアップでは全ての人を喜ばせるのは難しい。

だからこそ"一点突破で 誰を喜ばせるのか” を徹底的に明確にすることが大切だ。

というお話でした。

 

人を喜ばせるってめちゃくちゃ楽しい

僕の幼なじみに人を喜ばせることが大好きな友人がいます。

 

彼は親友の誕生日にサプライズとして、

『公園に巨大スクリーンを設置して誕生日ムービーを流す』

という破天荒な企画を目論みました。

彼は巨大スクリーン、プロジェクター、発電機をレンタルしてきて

30人ほど集めた友人の前でムービーを上映しました。

 

それほど人を喜ばせることが好きです。

 

そして先日、そんな彼の誕生日に彼専用のLINEスタンプを作りました。

 

LINEスタンプを作ることは想像以上に大変です。

クリエイターを探して、

クリエイターにイメージを伝えて、

修正してもらって、文章を考えて、、

 

でも、僕は彼に喜んでもらうために必死になっていました。

 

喜ぶ人を想像すること

思えば仕事でも同じだなと思います。

むしろ仕事の醍醐味はここにあるんじゃないかなと最近感じています。

 

自分のお客様は何をしたら喜んでくれるのか。

喜ばせるためには何をしたらいいのか。

 

喜んでくれる姿を想像し、喜んでもらうために出来ることをする。

 

当たり前のことですが、つい見失いがちだなと思いました。

 

明日からまた頑張ろうと思います。

3年前、僕が絶望から奮起した話

3年前のちょうど今、僕はインターンシップに熱中していた。

 

あの頃からもう3年経ったと考えると

感慨深かったので、3年前から現在を振り返ろうと思う。

 

就活落ちた日本死ね

僕は2014年卒と2015年卒で2回就職活動をしている。

2回、就職活動をした理由は

就職先が1社もなかった」からである。

世の中のどの企業からも僕は欲しがられなかった。

まさに”保育園落ちた日本死ね状態だった。

 

いや、正確に言うと「就職したい!」と思える企業からの内定がもらえなかったので

2014年卒の就職活動を切り上げて、2015年卒の就職活動に切り替えた。

 

1回目の就職活動に失敗した原因は、無知と過信である。

公務員の家庭で生まれ育ったことも有り、

就職活動をするまで、企業との接点をほとんど持っていなかった。

知っている会社といえばTOTOとグリコくらいだったように思える。

 

そして企業に勤めている人と仕事の話をしたこともなければ、興味もなかった。

ただ、将来は自由になってどこかの島で自給自足の生活をしたいという

よくわからない夢を描いていた。

 

サッカーライターを目指して

大学3年生の頃は、文章を書くことが好き × サッカーが好き

というびっくりするくらい浅はかな動機でサッカーライターを目指していた。

雑誌で見つけた高額なセミナーに投資をして、真剣に目指した。

 

しかし、5回目くらいの授業で

実際に記者をしている人の話を聞く機会があった。

そこで「記者は孤独だ」ということに気付いた。

 

6歳からサッカーというチームスポーツを続けてきた僕にとって、

仲間の存在は非常に大きい。

仲間がいたからこそ苦しい時も心が折れなかったことがたくさんあるからだ。

 

だから、社会に出ても組織で働いていきたい。

天才な僕はそんなことに気づき、早々にサッカーライターを諦めた。

高額なお金をどぶに捨てて・・・ 

 

就職活動に真っ向勝負を挑んだ

それから通常の就職活動に切り替えた。

 

しかし僕は、なんの根拠もなく、

どこでも受かるだろうと確信していた。

 

蓋を開ければ、無い内定

 

当然の結果だったと思う。

 

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敵を知り己を知れば百選殆からず

という孫氏の言葉があるが、

僕は社会にはどんな企業があり、どんな仕事があるのかも知らず

自分がどんな人間で何をしたいのかを考えてこなかった。

 

もちろん妥協して、探せば内定を出してくれる企業はあったかもしれない。

でも嫌だった。

 

以前、Facebookでも書いたことがあるが、

「これでいいや」という妥協をしたくない。

「ここがいい!」と思える決断をしたい。そう思っていた。

そのためには今すぐに自分の進路を決められない。

僕はもう1年、就職活動をする決意をした。

 

反対する人がほとんどだった。

 

「留年した理由を必ず面接官に聞かれて不利になる。」

「どこにも受からなかった人だと思われてしまう」

「そもそも、もう1回やっても同じ結果になる」 

など散々言われた。

 

けど気持ちは固かった。

親に謝罪し、留年の許可を得た。

 

敵を知り己を知れば百選殆からず

そして、迎えた2回目の就職活動。

僕はたくさんの人と会った。

東京に行き、大学のOBにもたくさん会ったし、

先輩や友人に紹介してもらい、

様々な業界の先輩や内定者にお話を聞いた。

 

たくさんの人に会いたいと思ったし、

自分のちっぽけさを思い知りたかったのかもしれない。

 

そして自分ともたくさん向き合った。

毎日毎日、友人と壁打ちをしていたことを覚えている。

 

そしていくつかの企業と縁があった。

その中から今の会社を選んだ。

 

3年たったいま、改めて思うこと

 

本当にこの会社を選んでよかったと思っている。

今の仕事は大変だ。

人に振り回されるし、

目標に迫られて苦しくなるし

逃げ出したくなることもあるし、

拗ねることもあるし、腹が立つこともある。 

 

それでも2年目になってやっと

本当に自分の仕事の価値を感じる瞬間も出てきた。

僕はラッキーだ。

 

世の中には失敗なんて無いし、

失敗だと思っても次に活かせばいいだけなんだと思った。

本当にあの時、遠回りをしてよかった。

そして色んな人と会って敵と己を知ることで選択肢を広げてよかった。

 

そんなことを思った1日だった。

 

 

 

ビジネスで大切なことは全てメルコンから教えてもらった

メルコンの友人

僕にはメルカリコンサルタント(略してメルコン)の友人がいます。

 

彼とは学生時代に広告代理店のインターンのような活動の一環で友人になりました。

彼は僕の友人の中で最もぶっとんでいます。

 

テレアポが嫌だ」という理由で新卒で入社した人材会社を9ヶ月で退社。

そのタイミングで結婚をし、子供が誕生。

そして今では遊戯王カードをメルカリで売りさばいて生計を立てています。

また、そこで得たノウハウを武器に自称メルカリコンサルタントとして活動をしています。

 

正気の沙汰ではありません。

 

衝撃を受けたメルカリのノウハウ

 先日、そんな彼と話をする機会がありました。

 

メルカリにノウハウもクソも無いだろうと思っていた僕は

半信半疑でメルコンである彼に

メルカリで商品を売りさばくコツを聞き出しました。

 

彼から教えてもらったメルカリで重要なポイントはこうです。

 

・出品している背景をしっかり説明する

・傷や汚れはしっかり見せる

 

要するに、出品の理由は引っ越しをするからなのか、

使えなくなったからなのか、古くなったからなのか、

をきっちりと伝えること。

 

そして、傷があるのであればどこにどれくらいの傷があるのか、

といった商品のありのままの姿を伝える。

ということでした。

 

メルコンから学んだ長期的な信頼を獲得する方法

彼はさらっと上記のノウハウを説明しましたが、僕にはとても刺さりました。

なぜなら、僕の今の仕事と重なったからです。

 

僕はいまITエンジニア領域の人材派遣の営業をしています。

 

企業から欲しい人材の依頼をいただき、

数あるエンジニアの中から、その企業にマッチングする人材を紹介するお仕事です。

 

こう書くと簡単に見えるかもしれませんが、

マッチングが非常に難しく、ミスマッチが起こってしまうことが実情です。

 

入社当初から、僕はどんなにすごい先輩でも

ミスマッチを生んでしまっているこの仕事に心底もやもやしていました。

 

でも最近気がつきました。

ミスマッチが起こったときこそ顧客との信頼関係が大切だということを。

 

顧客の「こんな人がほしい」という依頼に対して

根拠もなく「この人ならバッチリです!悪いところなしです!」

と言ってしまえば顧客はその言葉を信じて採用します。

 

確かに短期的な視点で見ると自分の数字になります。

でもそのような営業をすればするほど

顧客との長期的な信頼関係を失ってしまっていると感じました。

 

逆に、長期的な信頼を得たければ、

紹介したいエンジニアがなぜ派遣で仕事を探しているのか。

そのエンジニアにはどういう長所が有り、どういう短所があるのか。

どういう環境は合っているけどどういう環境は合っていないのか。

を伝える。

 

そうすると仮にミスマッチが生まれた時でも大きなトラブルにはなりません。

つまりエンジニアが派遣で仕事を探している背景とエンジニアの長所と短所など、

ありのままの姿を伝えることで顧客は自分を信用してくれるのです。

 

その信用は長期的な信頼を生み出し、

その信頼が結果に繋がっていくと感じました。

 

これからも大切にしていきたいことをメルコンが気づかせてくれた

今回のメルコンとの話を経て、

この先、どんなに社会が変化していっても

大切にするべきことは変わらないんじゃないかと思いました。

 

結局ビジネスは、人と人との繋がりで成り立っているので、

人としての信用や信頼関係が大切だと感じました。

 

だからこそこれからも、人との長期的な信頼関係やリアルな繋がりを

大切にしていきたいと改めて感じました。

 

メルコン、ありがとう。

 

※メルコンが気になった方は連絡ください。

 

 

マンション管理人のおばあさんが大好きなお話

僕を気持ちよくしてくれるおばあさん

 

突然ですが、

僕は毎朝マンションの管理人のおばあさんと会うことを楽しみにしています。

 

別におばあさんは何か物をくれるわけではないのですが、

本当に元気の良い『いってらっしゃい』を毎朝くれるのです。

 

おばあさんは作業をしていても、

一度、作業の手を止めて体をきちんとこちらに向けて

『おはようございます。いってらっしゃい』

と深々と頭を下げて挨拶をしてくれます。

 

おばあさんは恐らく、80歳を超えていて

非常に小柄な方ですが、

挨拶をする際に頭を下げなくてもいい程度には腰が曲がっています。

 

それでもいつも元気良く、

頭が地面につきそうなくらい挨拶をしてくれます。

そしてマンションの掃除を一生懸命しています。

 

おばあさんが僕のまぶたの裏にいたよ

 

先日こんなことがありました。

 

ひもじい生活を送っている僕は、

晩ご飯を食べるためにコンビニで安めの惣菜を買いました。

 

そして家に戻る途中、

マンションのロビーのオートロックの鍵を開けようとして、

鍵を持った手を鍵穴に刺そうとした瞬間に

持っていた惣菜の汁を少しこぼしてしまいました。

 

ああ…僕の夜ごはん…

と自分の食料が少なくなったことに危機感を覚えましたし、

地を這って床を吸うことも考えましたが

「まあちょっとくらいだし、いいか」

と思い、立ち去ろうとしました。

 

と、その時

歴史が動きました

 

僕の頭の中に、無意識におばあさんの顔が思い浮かんだのです。

 

もしここで僕がこの床の汁を拭かなかったら…

もしここで僕がこのままこの場を立ち去ったら…

 

この汁は固まって、汚れが取れにくくなり、

おばあさんは大変な思いをするのではないか。

毎日元気な挨拶をしてくださるおばあさんは

困ってしまうのではないか。

もしくはその汚れからマンションの一部が腐敗し、

やがて建物を支えている柱まで腐敗してしまうことで

マンションは倒壊し、おばあさんが埋まってしまうのではないか...

 

僕の足は無意識に自室である6Fに向かっていて、

ティッシュを手にしていました。

そして1Fで汚れを綺麗に拭き取ったのです。

 

いつも元気な挨拶をくれるおばあさんは

僕の毎日を明るくしてくれていて、

元気を与えてくれていていました。

それだけじゃなく、僕の中に住みついていました。

 

おばあさんが与える日々の小さな感動が

僕の行動を変えているなと実感しましたし、

僕もおばあさんみたいに人の心に住み着くことができるような人になりたい

心から思った出来事でした。 

 

遅くなりましたが、ブログをはじめました

 

知っている方もいるかもしれないですが

高校生の頃、ブログを書いていました。

 

ただ日々起こる出来事やくだらないお話を書いていただけなのですが、

担任の先生に見られたり、友人、後輩、知らない人から見られることに

日々わくわくしていたのをふと思い出したからです。

 

大学に入るタイミングくらいで自然とブログは辞めてしまったのですが

日記を書くことは好きで誰に見せるわけでもなく、割と頻繁につけていました。

 

これからですが、特に決まったテーマはなく、

日々、自分の周りで起こることを残していけたらな〜と思っています。