目黒で働いています

株式会社Carionsの山下です。

こんな人は転職しない方がいい

刺激的なキャッチコピー

 

newspicks.com

 

先日、「いい会社に就職したね」は一瞬。

「楽しそうに仕事してるね」は一生。

 という強烈なキャッチコピーの記事について書いたが、

今回もインパクトのあるタイトルの記事が目に止まった。

 

転職をせずに現職にとどまることがいいこともある

本文の「安易な転職は危険だ」という意見に僕は同意で

転職を考えて、相談をしてくださる方の中には

「そもそも今、自分が何に悩んでいるのか」を理解していないことが多くある。

僕自身も何となくモヤモヤしていて人に相談したいけど

具体的にそのモヤモヤの中身がわからず

そんな時は何を相談していいのかすらわからないのだ。

 

モヤモヤの中身は何なのか

「相談に乗るのがうまい人」に限って

自分自身はしょうもないことで悩んでいたりする。

つまり、他人のことは客観的に冷静に分析をできるのだが

いざ、自分のこととなると客観的になることができないので

課題を特定したり、解決策を考えることが難しい。

だからこそ壁打ちできる人の存在が必要で

その壁打ちの中で、自分のモヤモヤの中身を特定して分解していく必要がある。

そしてその相手はできるだけ利害関係が少ない方がいい。

 

僕が大事にしたいこと 

僕は「転職した方がいいよ」「転職しない方がいいよ」

と言わないことを大事にしたい。

無責任かと思われるかもしれないが本気だ。

結局、本人が”自分自身での決断”をしないまま

「誰かにいいと言われたから」という理由で

自分の将来の決断をしてしまうことは

決断を自分自身の決断ではなく、

”他者の決断”にしてしまうのではないかと思うからだ。

 

決断のお手伝いするために

では「自分自身での決断」をするために

いったい何が必要なのだろうか。

僕は「同じような境遇の人の経験談

を聞くことがその中の1つとしてあると考えている。

僕は学生時代、 ”就職留年” をするかどうかを悩んだ際に

就職留年をして成功した人や失敗した人、

そして同じ大学出身で就職留年をした人など

自分自身と同じような境遇の方に話を聞きに行き、情報を集めた。

そこでメリット・デメリットを考えた上で

自分自身で就職留年をするという決断をした。

つまり、「同じような境遇の人の経験談

が何よりも参考となる決断の材料になったのだ。

 

社会人にはOB訪問とインターンシップがない!

転職をするかどうかを悩んでいる人から

自分自身と同じような境遇の人に話を聞きたいという声をたくさん聞いた。

もちろん完璧に同じような境遇なんてありえないけど

近しい経験をして乗り越えた人は必ずいるはずである。

学生であればインターンシップがある。そしてOB訪問がある。

しかし、社会人にはその2つはない。

当たり前だがこれは大きいことで

インターンやOB訪問のような場面がなければ

情報を集めることが難しく意思決定の材料が不足してしまう。

 

【ぶっちゃけキャリア】〜第二新卒の転職編〜 開催決定

「ぶっちゃけキャリア」では今後、様々な切り口でぶっちゃけてくれる人

企業からお金を一切もらわず

第二新卒での転職を経験した人がいい部分も悪い部分も全てぶっちゃける。

転職して良かったことも悪かったことも全て話してもらう。

もし、自分自身の決断の材料を探している人はぜひ来て欲しい。

そして、リモート転職では今後あらゆるぶっちゃけを話す人も募集している。

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【ぶっちゃけキャリア 10/7(土)開催!】〜「第二新卒」の転職編〜
 
今回は、第二新卒でWEBマーケティング業界や人材業界に転職をした3名を迎えて、転職活動のぶっちゃけをお話ししてもらいます。
好評のためすでにいくつか席が埋まっておりますので、お早めにお申込ください!


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参加者用フォーム:
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◆ぶっちゃけキャリアとは◆
企業からお金を一切もらわず、転職経験者のリアルなキャリアの話のみを集めたイベントです。

「なぜ転職したのか。」
「どんな転職活動をしたのか。」
「どうやって企業を選んだのか。」
「働いて見てどうなのか」
「ここだから言えるぶっちゃけな話」

など、転職を少しでも考えたことがある人やWEB業界に少しでも興味のある人に参考になるお話をしてもらいます

◆登壇者の紹介◆

Mさん (26歳/社会人4年目)
前職:サイバーエージェント
現職:BASE (入社4ヶ月)
仕事内容:ショッピングアプリBASEのアプリマーケティングに従事
運用型広告、ASO、SNS運用、アプリ内イベント、オフライン施策

Iさん(26歳/社会人4年目)
前職:東武鉄道
現職:リクルートキャリア (入社 2年0ヶ月)
仕事内容:求人メディアの営業

Hさん
前職:服屋の店長(25歳/社会人3年目)
現職:ネオキャリア(入社7ヶ月)
仕事内容:WEBメディア(グルメサイト)の新規開拓営

◆こんな人は来ないと損する◆
第二新卒での転職を検討している人
・異業種・異職種からキャリアチェンジを考えている人
・ぶっちゃけ、WEBマーケティング業界ってどうなのと思っている人
・ぶっちゃけ、人材業界ってどうなのと思っている人

◆場所◆
東京駅直結の会議室(株式会社スペイシーにお借りしています)
東京都中央区八重洲2−2−1日本酒類販売八重洲口ビル2F

◆日時◆
10/07(土) 14時〜16時

◆参加費◆
言い値
(あなたの感じた価値の金額をお支払いください)

◆人数◆
上限15名

◆当日の流れ◆
1、3名からぶっちゃけ経験談
2、キャリアについて
3、交流会

◆参加フォーム◆
https://goo.gl/forms/3C2cbPHWkOq3ElcZ2

※注意※

宗教・ネットワークビジネスなど勧誘目的やワンチャン目的はお断りしています。


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リモート転職では、ぶっちゃけキャリアの登壇者を募集しています。
転職経験のある方、伝えたいぶっちゃけがある方は下記フォームにご登録ください。
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嫌われる「世の中全て分かっている系」にならないために。

「世の中全て分かっている系」とは

 

最近、面白い表現に出会った。

「世の中全て分かっている系」という表現だ。

 

newspicks.com

  

この記事では「世の中全て分かっている系」とは

全てを分かっている”つもり”になっている人であり

自分の得意分野と生きてきた時代を基準に全てを語ろうとするので

非常に厄介なのだと書かれている。

しかし、僕は全ての「世の中全て分かっている系」が厄介だと思わない。

時に、そのような人と話すことは本当に勉強になると思う。

自分の得意分野に対しての知識や考え方を全て語ってもらうことで

自分が知らなかった情報もたくさん聞くことができる。

たくさん聞き出した上で全て鵜呑みにするのではなく取捨選択すればいいと思うし

経験者の実体験に基づいた話ほど有用な話はない。

 
しかし、「世の中全てわかっている系」の中にも

嫌われやすい2種類のタイプがあると思っている。

 

その1「価値観の押し付け系」 

 

1つ目は”価値観の押し付け系”である。

「俺はこうだったからお前もこうだ!」

「俺はこうしたからお前もこうしろ!」

と自身の価値観を押し付けてくるタイプの人は嫌われる。

自分より年下の人と話す際や、自分より経験が浅い人に対して

人はついつい偉そうに話してしまう。

きっとそのほとんどは「相手を言い負かせてやるぞ!」とかではなく

「教えてあげたい」というおせっかい心が起点だと思うが

自分の価値観を押し付けてしまうと相手に嫌な思いをさせてしまうのだ。

 

その2「やったことないけど分かっている系」

 

2つ目は”やったことないけどわかっている系”だ。

前述したが、実体験に基づいて話される内容ほど貴重なものはない。

 

しかし、自分自身が経験していないことに対して

あたかも全てわかっているかのように我が物顔で語られると

「なぜそこまで言い切れるのか」

「あなたに何がわかるのか」

と言いたくなる人がほとんどなのではないだろうか。

 

ではどうすればいいのか。

 

誰しもが人とのコミュニケーションにおいて

”価値観の押し付け系”や、”やったことないけど分かっている系”になる可能性がある。

 

そこで、僕は2つの心がけで、聞き手の感じ方が大きく変わるんじゃないかと

思っている。

 

1つ目は「自分の意見はたくさんある意見のうちの1つだ」

という前提を相手に伝えることだ。

就活時代にOB訪問をした先輩で最初のトーク

「僕の話はあくまでも1つの意見なので鵜呑みにしないでほしい」

と伝えられたことがあった。

就活生は特に会う社会人全てがすごい人に見えてしまう。

だからこそ会った人から受ける影響は驚くほど大きい。

それを理解した上での発言だったと思うが、

「その意見をどう解釈するかは、自分次第なんだな」という

大切なことを考えさせられた一言だった。

 

2つ目は「自分が経験した事実を中心に語る」ということだ。

当たり前だけど、自分が経験したことのないことは正直わからない。

だから自信を持って話すのは避けるべきだと思う。

経験していないことを語るより、自分が経験した事実をベースに

「僕はこうした結果、こうだった」とだけ伝える。

 

そして、その先の解釈は相手に委ねる方がいいのではないかと思う。

自分の知らない領域まであたかも知っているように話してしまう気持ちをぐっと抑えて

自分が経験したことだけを伝えるべきだと思う。 

 

まとめ

 

世の中を全て分かっている人なんて絶対にいない。

あくまでも自分の意見はたくさんあるうちの1つだと自分自身が認識する。

経験したことのないことまで偉そうに話すのではなく、

自分が経験した事実を中心に話す。

そしていつまでも謙虚な姿勢を大切にして

一生、勉強し続けることが大事なんだと思った。

 

 

【20代限定】桃太郎 Night in Tokyo

桃太郎の物語にちなんで「3人だけ一生付き合える仲間を作ろうぜ」

というコンセプトでイベントを開催します。

続々と人が集まっているので興味のある方のご参加をお待ちしております。

日時:9月23日(土)19:00〜21:00(受付 18:50開始)

会場:N's Garden 1F受付

最寄:代官山駅3分 JR恵比寿駅7分

住所:東京都渋谷区代官山町14−9 ヴァイシャーリー代官山1F

 

◆お申し込みは下記の画像をクリック(Facebookページに繋がります。)

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目標は「見える」もの、目的は「見たい」もの 

目標と目的は違う

 

今回の記事は最近読んだ記事でハッとさせられた記事があった。

目標と目的との違いの記事だ。

 

thechange.jp

 

 

目標は「見える」もの、目的は「見たい」もの

 

 

僕自身、入社してまもない頃

会社から与えられた目標を追うことに必死になり

目的を見失っていたことがあった。

 

営業として達成したいという思いばかりが先行して

自分は何のために営業をしていて

何を実現したいのかがわからない状態に陥っていた。

 

当時の僕は、まさにこの記事の「大企業モンモン病」の一人だった。

目的を見失い、どうすれば目標達成できるかのみを考えてしまい

仕事における成長が自社に最適化した成長になってしまっていた。

 

大企業では、課題解決法が標準化(型化)されており、KPIとして、その「型」をいかにスピーディーにこなすかが求められています。
若手は型を数多くこなす「課題解決マシーン」と化し、いつのまにか何のための「型」だったかを忘れてしまう。組織や上司の期待に応えるために、自らを最適化していくうちに、だんだん「課題が何か」を考える力を失っていくのです。

 

 

目的を見失う自分に気付いた瞬間

 

それは意外にも社内で成果を表彰されたことがきっかけだった。

目標を必死に追いかけ、やっとの思いで達成した。

そして表彰されて評価もされた。

しかし、数字をあげる一方でトラブルもたくさん抱えていた。

自らの成績とお客様の評価がリンクしていない状態だった。

自分が追いかけているものが何のための数字かわからなくなっていた。

ここで初めて自分が目的を見失っていることに気付いた。

 

まとめ

 

やりがいを求める人にとって、目標だけを追い求めると疲弊する。

将来どうなりたいかなんてわからないし

将来の夢なんて正直わからない。

それでも「何のために」仕事をしているのか、

これから「どう生きたいのか」を考えるとやりがいが見つかるのではないか。

それが働く糧となり、生きる糧となると信じたい。

 

著者について

Facebook山下 達也 

経歴:リクルートスタッフィング出身の26歳。

リクルートスタッフィングを2年で退職し

現在はリモート転職という地方から東京へ上京転職する第二新卒の若者に特化した

キャリア支援サービスを個人でやっています。

WEBサイト:https://www.remote-tenshoku.com/

 

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【7万PV】リクルート用語だらけの桃太郎を生かせなかった反省と今後について

反省と今後について

今回の記事はリクルート用語だらけの桃太郎の記事を生かせなかった愚かな自分を

恥じるとともに生かせなかった反省と今後についてをまとめた記事だ。

 

リクルート用語だらけの桃太郎という記事がバズった

 

昨年の12月25日、僕は「リクルート用語だらけの桃太郎」という記事を書いた。

この記事は想像をはるかに超えてバズった。

記事を書いてから、リクルートにゆかりのある人と会うと

必ずと言っていいほど僕の記事の存在を知ってくれていた。

イベントでは "桃太郎の人"と紹介されることもあったし

旅行先で出会った人が僕の記事をたまたま知ってくれていたこともあった。

打ち合わせの場所で『あーあの記事を書いた人か!』ということが50回以上あった。

 

どれくらいバズったのか。

 

実際にどれくらいバズったのか。

PV数は約70000PV

 普段の記事が約1400PVなので今回は50倍の威力だった。

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Facebookのシェア数6652件 はてなブックマーク数209件

 Twitterでもリツイートの嵐

 ”リクルート”と検索するとスクロールすればするだけ僕の記事が出てきた。

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Googleで”リクルート 用語”と検索すると2位に表示

 もちろん”リクルート 桃太郎”だと1位だ。

 

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著名人であるLINEの田端さんがシェア

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NEWSPICKSデビューも果たした

 

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自分でも驚くほどの反響だった。

 

なぜバズったのか。

 

ではなぜこんなにバズったのかを分析してみた。

僕なりにたどり着いた答えは”時期・背景””The リクルートへの共感”

今回のバズの大きな要因だと考えた。

 

・時期と背景

サイバーエージェント用語だらけの桃太郎がFacebookでバズったこともあり

”◯◯用語だらけの桃太郎”が空前のブームだった。

 

・「The リクルート」への共感

世の中のリクルートに対する共通認識の高さが共感を生んだ。

その共感は大きく2種類あり、

リクルート出身の人は自分が載せて欲しい用語を考えたり、

自分なりのストーリーを作って実際にブログのコメント欄で突っ込んでくれた。

リクルート以外の人は「あーこういうやついるわーww」と言いたげな

なんとも言えない気持ちをコメントとして表してくれていた。

この反応を呼んだのも”The リクルート”に対する共通認識が

世間に浸透しているからだと思った。

 

この要素が重なって拡散を生み、大きなバズを生み出した。

 

どうやって作ったのか。

 

きっかけはサイバーエージェントに勤めている親友から

サイバーエージェント用語だらけの桃太郎が流行っているから

リクルート版作ったら?」と勧められたことだった。

すぐに仲良しの10名ほどのリクルートグループのメンバーに

リクルート用語だらけの桃太郎」を作るから

みんなが知っている・使っているリクルート用語を教えて欲しいと言って集めた。

リクルートホールディングス

リクルートジョブズ

リクルートキャリア

リクルートライフスタイル

リクルートコミュニケーションズ

など、幅広いメンバーから驚くほどたくさんのリクルート用語が集まった。

集まったら、その用語をこれでもかというくらい適当に桃太郎のエピソードに当てはめた。

 

反省と今後について

 

長くなってしまったがここからが本題だ。

なぜ今回反省しようと思ったかというと

前職のリクルートスタッフィングの上司と飲んだ時に指摘されたことがきっかけだ。

僕は前職を辞めて独立をした。

しかし、この桃太郎の記事という大きな武器を一切使っていなかった。

リクルート風にいうと

ビル倒しで大量の名刺を獲得したのに営業活動に行っていない。

つまり、自ら機会を損失し、その機会損失によって自らの価値を発揮できないでいるのだ。

しかし今からでも遅くない。

僕はこの武器を最大限に活かす方法を考えた。

 

【20代限定】桃太郎 Night in Tokyo 開催決定!

 

桃太郎というたった一つの武器をこれから最大限に振り回していく。

元々、交流を広げたり将来の仲間を作ることに興味があり

自らそんなイベントを開催し、交友関係を広げてもらいたいと思っていた。

そこで、リクルート用語だらけの桃太郎の武器を生かすためにも

桃太郎と題したイベントを定期的に開催していくことにした。

 

「桃太郎 Night in Tokyo」は20代の起業家やスタートアップで活躍する20代の仲間と

お酒を片手にフランクに語り合えるイベントだ。

すでに決まっている参加者は起業家からスタートアップで活躍している人

総合商社などの人などかなり幅広く、

堅い雰囲気にするつもりは一切ないのでワイワイと交流できたらと思っている。

いつか起業してみたいと思っている人や、幅広い業種の同世代の友達が欲しいなと

思う人は是非きて欲しい。

※注意※

宗教・ネットワークビジネスなど勧誘目的やワンチャン目的はお断りしています。

 

【20代限定】桃太郎 Night in Tokyo

日時:9月23日(土)19:00〜21:00(受付 18:50開始)

会場:N's Garden 1F受付

最寄:代官山駅3分 JR恵比寿駅7分

住所:東京都渋谷区代官山町14−9 ヴァイシャーリー代官山1F

◆お申し込みは下記の画像をクリック(Facebookページに繋がります。)

f:id:hatomune163:20170812180739p:plain

 

   

著者について

Facebook山下 達也 

経歴:

リクルートスタッフィング出身の26歳。リクルートスタッフィングを2年で退職し

現在はリモート転職という地方から東京へ上京転職する第二新卒の若者に特化した

キャリア支援サービスを個人でやっています。

WEBサイト:https://www.remote-tenshoku.com/

 

「いい会社に就職したねは一瞬」「楽しそうに仕事してるねは一生」

秀逸で強烈なキャッチコピー

 www.huffingtonpost.jp

 

「いい会社に就職したね」は一瞬。

「楽しそうに仕事してるね」は一生。

 

このキャッチコピーを見て、何を感じたか?

強烈な共感をする人、少し後ろめたい気分になる人

いろんな人がいると思う。

 

僕は、このキャッチコピーは

「人」の人生を生きるのか、それとも「自分」の人生を生きるのかを

表しているのだと感じた。

 

「いい会社に就職したね」

こう言われたことがある人は多いだろう。

終身雇用が浸透していた日本において

就職の際の入社する企業の選び方は”安定しているかどうか”が重視され

安定している大企業=いい会社だと認識されることが多い。

ただし、この「いい会社」とはあくまでも親や社会視点での評価であり

自分視点での評価ではないことが多いのではないかと思う。

だから、この「いい会社に就職したね」は他人からの評価が大きく

「自分」の人生ではなく、「人」の人生を生きているように聞こえる。

そして、これはあくまでも内定という”点”を指しているのだと感じた。

 

「楽しそうに仕事してるね」

反対にこちらはどうだろう。

入社した会社の規模や知名度はどうであれ、

置かれている環境を主体的に楽しんでいる人がかけられる言葉だろう。

そういった意味で、「自分自身」が楽しむことができている

つまりは「自分」の人生を生きている人だと感じる。

これは内定という”点”ではなく

働いてからのプロセスを”線”で楽しめる人を指している。

 

何故、楽しめる人とそうでない人がいるのか 

では、これらの違いは一体何なのだろうか。

それは「自分と向き合って、逃げずに自分の本質を理解しようとしたかどうか」

これに尽きると思う。

親や社会視点での評価だけで企業や仕事を選ぶのではなく

「自分自身」が楽しむことができる環境とは一体何なのか。 

そしてその優先順位はどうなのかという

自分自身の価値観に真っ正面から向き合えたかどうかだと思う。

 

どうせなら線を楽しみたい!

ではどうすれば自分の本質を理解できるのか。

 僕は、自己分析をすることが一番の近道だと思う。

 

リモート転職をリリースしてから

転職相談を受ける数がどっと増えた。

 

その中で気付いたことは『とにかく早く転職したい…

と思っている人が意外に多いということだ。

 

ナビサイトで片っ端から応募してみたり

転職エージェントに提示された企業の中から選ぼうとしてしまう。

 

まずは行動してみよう!と考える人は非常に多いのだが

ナビサイトでの応募や転職エージェントへ足を運ぶ前に

思考をはさむ人は実は意外と少ない。

 

そうすると自然と内定をもらうことがゴールになってしまい

入社後に自分がどう働いているのか、どういう環境だったら楽しめるのか

についての思考が後回しになってしまう。

 

このような話を聞くと

自分に合う仕事を学生のうちに見つけておけばよかった…

と思う人がほとんどだと思う。

 

でもまだ間に合うんじゃないか。

 

一度きりの人生、どうせだったら”点”ではなく、”線”で楽しみたい。

 

こういった想いを持っている方の相談も

受けつけていますので是非、メッセージください。

 

そして、なんか面白そうだからとりあえず話したいという方もお気軽にメッセージください。

 

 

Facebook山下 達也 

WEBサイト:https://www.remote-tenshoku.com/

 

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リクルートスタッフィングを退職してリモート転職を始めます

 

卒業と決意 

この度、新卒入社から2年間お世話になったリクルートスタッフィングを退職して

リモート転職という地方から東京へ上京転職する第二新卒の若者に特化した

キャリア支援サービスを個人で始めました。

 

f:id:hatomune163:20170706150504p:plain

https://www.remote-tenshoku.com

 

この記事では

◆ なぜリクルートスタッフィングに入社したのか?

◆ 何故たった2年でリクルートスタッフィングをやめたのか?

◆ 馬鹿なのか?

◆ 馬鹿なのに何をやるのか? 

について書きます。見たい人も見たくない人も見てください。

   

何故リクルートスタッフィングに入社したのか

 

僕は苦節2回の就職活動を経てリクルートスタッフィング(以下RS)に入社しました。

なぜ2回就活をしたかというと、

身の程知らず × 世間知らずの馬鹿だったからです。

馬鹿な僕は1回目の就職活動で大失敗をしました。

簡単に言うと自分自身への理解と社会への理解が絶望的に欠如していました。

何がやりたいのか、どんな企業があるのかなどについてほとんど理解しないまま

持病である圧倒的な根拠なき自信をもとに

15社ほどの大手有名企業に絞って就活に挑み見事に「無い内定」を獲得しました。

 

今は笑い話ですが当時は本気で落ち込みましたし、受け入れてくれる企業がないことに絶望しました。

しかし、今思えば失敗して頭を打って本当に良かったと思っています。

 

僕は大学を1年間延長して2回目の就活に突入しました。

何がやりたいのか、どんな企業があり、どんなキャリアがあるのかを知るべく

とにかくたくさんの人と会う機会を作り

様々なインターンに挑戦して自分の実力を知り、仲間を作ることで

社会の広さと等身大の自分を知りました。

  

自己分析を重ねる中で

サッカーサークルを0から立ち上げたり

新しいイベントを自ら企画したり

幼い頃から人を巻き込んで新しい組織を作ったり新しいことをするのが大好きなんだと気づきました。

そして、一度きりの人生だからこそ人が運転するバスに乗りこむのではなく

自分でバスを創りあげて運転したいと思ったのです。

 

明確な軸が見つかってからは少し大きくなったベンチャー企業を中心に受けました。

ある程度資本力があれば新しい事業への積極性があると思ったからです。

いくつかのベンチャー企業から内定を頂きましたが

最終的には全然ベンチャーではないリクルートスタッフィングに入社しました。

その理由は”会社を作る”、”事業を作る”ためには

リクルートという看板の付く企業に入ることで

関わる人の幅が広がるのではないかと思ったからです。

 

入社すぐに感じた猛烈なワクワクと意志を尊重する風土

 

RSに入社してすぐの全社キックオフ(いわゆる総会)で

自身が配属された部署が全社表彰を受けて感動のあまり号泣し、抱き合う姿を見て

”仕事で感動の涙を流せるって最高すぎる!”

と猛烈にワクワクしたことを覚えています。

そしてまた、個人の意志を尊重する風土にも驚きました。

入社したての右も左もわからない僕が

「いつか独立したい」と息巻いて宣言することに対して

上司や先輩、同期は一切、その意志を否定することなく

"独立するためにはRSで何をすればいいのか"を親身になって考えてくれました。

 

また、もっと事業価値を感じたいという思いで

課で始めさせてもらった”ほっこり会”(ほっこりしたエピソードを共有する会)や

部内で事業価値をもっと考える風土をつくりたいという思いで

仲間を巻き込んで立ち上げた”JU会”の活動など

2年目のペーペーの活動を上司や先輩、同期が全力で後押ししてくださり

本当に個人の意志を大切にしてくれる会社なんだと思いました。

 

特に目立った成果も残さず、たった2年で会社を卒業する僕が言うのは生意気ですが、

改めて最高の会社だと思っていますし新卒でこの会社を選んで間違いなかったと思っています。

 

何故たった2年でリクルートスタッフィングをやめたのか 

 

”新しいことをやりたい”という思いを抑えきれなくなりました。

就活後にインターンとして社員2名のベンチャー企業で働かせていただいた経験や

人材コンサル企業のインターンで新規事業コンテストで優勝した経験などを通して

新しい事業を作りたいと思っていたので

1年目の終わりから2年目にかけて

リクルート内で企画されるNew RINGという新規事業提案制度に応募しました。

 

実際に事業化には至りませんでしたが

”事業を作る、考えることはやっぱり面白い”と改めて感じました。

その中で、リクルート内で新規事業をするためには

・100億円以上の事業になる可能性があるか

・何故リクルートがやるのか

が非常に重要だということを知りました。


(New RINGに関してはこちらの本で詳しく書かれています)

 

 

一方、僕は100億円になるかどうかはわからないけど

自らの手で0から事業や会社を創り出したい。

そして生きている価値をダイレクトに実感したいという想いが強くありました。

 

 

上京ならリモート転職

 

これからは「リモート転職」というサービス名で

東京・大阪以外で勤務する大手企業勤務の第二新卒世代の社会人向けに

リモートで転職相談などの上京を支援するサービスを始めます。

なんとなく就職したものの「君の名は」を連想させる僻地での配属だった。

地方はまったりしすぎてて耐えられない。

やっぱり東京でバリバリ働きたい。

と考えて本気で上京をしたいという方に対して

遠隔、つまりリモートで

・そもそも転職する必要があるのか

・今後、どんなキャリアを築いていきたいのか

・強みはなんなのか

・譲れない価値観は何なのか

などを問うキャリアカウンセリングを行ったり

面接で上京してくる際には提携しているシェアハウスを紹介したりと

上京時のフルサポートをしていくサービスです。

 

これからトライアンドエラーを重ねて柔軟に変化させていきたいと思っています。 

 

きっかけ的なサムシング

就活で大失敗した経験から

自分自身や社会への理解の欠如によって選択肢や可能性を狭めてしまう人に対して

可能性や選択肢を広げてその選択に伴走できるような事業ができないかと

日頃から思っていました。

 

そして去年の夏、小学校時代の友人から相談を受けました。

友人は大手製薬会社のMR(営業)として九州の僻地で働いていました。

しかし、地方のまったりした雰囲気に焦りを覚えたことや

限られたコミュニティとの関わりに飽きて、新しい刺激が欲しくなり

東京で働ける会社に転職したい!と困っているという相談をうけました。

そこで僕は自分の知り合いや友人、人事の方を紹介し、

Skypeで相談をしてもらったり

東京に来た時に実際に会う場をセッティングしたりしました。

※コンパもきっちりとセッティングしました。

 

これまで就活生や転職者の相談にたくさん乗ってきましたが

この友人の喜び方は他の方の喜びより大きかったのです。

 

理由を聞くと一斉にスタートする新卒の就活に比べて、

転職は個人で行うため孤独を感じやすい上、

地方で働く人は必然的に関わるコミュニティが狭くなってしまうため

客観的に相談してくれる人の存在がとても貴重だということでした。

 

もしかしてここにはニーズがあるのではないかと思い

去年の8月頃から土日や就業後の時間を利用して約50人のターゲットへ

電話でヒアリングを行い、地道にニーズを探ってきました。

そしてたくさんの方との壁打ちを経てやっと小さく形になりました。

 

求めている人が確実にいる市場だと確信していますし

”上京するならリモート転職”という世界観を必ず作りたいと思っています。

 

気軽にキャリア相談出来る世界観を作りたい

僕はここ半年でMatcherというアプリを使うなどして

約50名の就活生とお話ししています。

しかし僕自身がキャリアについて悩んだ時に相談できる人は意外といませんでした。

困ったときに相談できる相手は仲の良い人だったり家族だったりと

専門的な知識を持っていない場合が多いのではないかと思います。

専門的な知識を持つ人に気軽にアドバイスをもらえるような世界観を作れたら

もっとキャリアについて建設的なアクションをとることが出来て、

もっとステキな世の中になるんじゃないかと思っています。

 

仲間とか仲間由紀恵とか協力してくれる方とかを募集していきます

 

今はひとりなので、法人ではなく個人で進めています。

しかし、折を見て法人にしたいと思っています。

それに伴ってまだ部品もないバスを一緒に組み立ててくれる人を募集しています。

週末からとかでいいので是非一緒に作りましょう!

また、協力してくださるキャリアコンサルタントの方

提携してくださるシェアハウス

転職エージェント様

などを募集しています。

地道に地道に実績を作っていきたいと思っています。

まだまだ整っていないところばかりですが

まずは登録してくれた20名の方に全力で向き合っていきたいと思っています。

もし地方勤務で転職をしたいと考えている友人がいればぜひご紹介ください。

 

 

著者について

Facebook山下 達也 

経歴:

リクルートスタッフィング出身の26歳。リクルートスタッフィングを2年で退職し

現在はリモート転職という地方から東京へ上京転職する第二新卒の若者に特化した

キャリア支援サービスを個人でやっています。

WEBサイト:https://www.remote-tenshoku.com/

 

いつか地方でシビレたい

東京にこだわらない働き方とは?

 

先日、ネットサーフィンをしていると興味のある企業に出会った。

 

www.sibire.co.jp

 

”シビレ”というエッジの効いた社名の会社で

 

「東京」という枠にはまらず働く人を増やし、シビレる人とエリアをつくります

  

というHPに掲げられているメッセージを見て強く共感をした。

 

共感した理由は大きく2つで

1つ目は僕自身、いずれ地元である関西に戻って仕事をしたいと考えているからだ。

 

2つ目は”シビレる地方を増やす”という考え方だ。

地方の案件をひたすら紹介するサイトは見たことがあったが、地方で働きたい人に対して企業を紹介するだけではなく地域特有の課題をコンサルティングしたりPRしたりと地域ごと盛り上げていこうといった考え方が素敵だと思った。 

 

実際にお会いしてお話をきいてみた

 

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そんな株式会社シビレさん主催のイベントがあったので参加して

(本当はエンジニア限定イベントだったが快く参加を許してくださった)

実際にCEO豊田さん、COO鈴木さんとお話することが出来た。

 

お二人とお話をする中で3つの発見があった。

1つ目は地方に移住したいという人が徐々に増えてきているということ

2つ目は地方には人を募集している会社が増えているということ

3つ目は 東京で経験を積んだ人は貴重で地方においても重宝されること

である。

その中でも特に3つ目の発見が僕にとって大きな発見だった。

  

いつか地方でシビレたい

 

hatomune163.hatenablog.com

以前、こちらの記事でも書いたが

やっぱりいつかは東京から出たい。

 

東京は本当に楽しい。

色んな人に出会えるし情報の鮮度も高い。

 

でも、だからこそ東京という恵まれた環境で

スキルや知識、仕事での人脈

友人や家族との良好な関係、多様性に富んだ人的ネットワーク、

自分への知識、新しいことへの柔軟性

などを獲得していきたい。

そして東京で獲得したものを武器に関西に戻りたいという思いを

再認識できた日だった。

 

僕もいつか地方でシビレようと思う。