目黒で働いています

株式会社Carionsの山下です。

自由になるために信頼残高を貯める

先日、仕事の商談中に初めてお会いする方に「身長何センチですか?」と聞かれ

「163cmです。」と答えると「あ、ブログ読んでます。」と言っていただくやりとりがあった。

心理的な距離が一気に縮まりました。」と言われたので、このブログを書いていて良かったと感じた。 

同時に発信することの重要性を改めて感じたので、久しぶりにブログを書く。 

 

信頼の厚みの大切さ

信頼が大切だということは当たり前のことだが、最近はますます信頼の大切さを感じる場面が多くある。

会社の看板がなくなった今、一緒に仕事をするためには、自分という人間を信頼してもらう必要があるからである。

そして信頼は、厚みが大切だなと思う。

ブログを知ってもらっているだけで心理的な距離が一気に縮まるように、小さなところに信頼の種は隠れている。

例えば、営業先で意外に多いのが僕が新卒でリクルートスタッフィングに入ったという事実が信頼になる場合だ。

ただ、その表面的かつ小さな信頼に甘んじてはいけない。

”信頼”は脆くて、一気に失ってしまう可能性もあるからだ。

人として認めてもらって、長期的なお付き合いをしていくためには、小さな信頼を地道に積み重ねて、信頼の厚みを増していくことが重要だと思う。

 

社会人人生に影響を及ぼした(ている)本

僕が、擦り切れるくらいまで読んだ本がある。

 

この本には仕事をする上で大切なことが書かれている。

新入社員として入社する前、この本を何度も読んだし、入社してからも、ことあるごとに読んでいた。

それから人に「何かオススメの本はないですか?」と聞かれる度に

「影響を受けた本はこれです」と、この本をオススメしている。 

前職の後輩、OB訪問にきた就活生、インターン生、ほとんどの人に紹介している。

それくらい好きだ。

 

自分の信頼残高さえ増えれば自由になれる 

小さな自由に逃げ込んでいたら、将来どんどん不自由な状態に追い込まれます。そうなりたくなければ一生懸命に仕事に向き合い、周囲と信頼関係を築き上げていくこと。自分の"信頼残高"さえ増えれば自由になれるのです。

この本には、こんな内容が書かれている。

思えば、社会人一年目はこの言葉に大きく突き動かされていたし、今もそうだ。

最初は、誰もが何もできないところから始まる。

任されることの範囲は限りなく小さいし、不自由を感じることだってきっとある。

でも、そこから逃げているといつになっても自由になれない。

地道に地道に積み重ねて、信頼を勝ち取っていくしかない。

周囲と小さな信頼関係を築いていくと徐々に応援してくれる人が現れて、裁量も増える。

自由を勝ち取れるチャンスも出てくるし、ちょっとした失敗では信頼を失わなくなる。

 

これからどんな信頼を積み重ねていくか

少し恥ずかしい表現だが、独立してからは ” 山下がいて良かった ” を一人でも多くの人に思ってもらうことを目標に日々励んでいる。

目標のために近道はなく、まずは目の前の人に全力になるしかない。

もちろん、力不足を感じる場面も嫌なほどある。

しかし、地道にやってきたキャリア相談が少しずつ実を結んでいて、最近は上京したい方だけに限らず様々な方から相談を受ける様になった。

そして、友人や知人から悩んでいる方を紹介してもらうケースもかなり増えた。

正直、紹介をいただくことが一番幸せを感じる瞬間であり、信頼してもらっていることを感じる。

目の前の人に全力になる姿勢が、身近な人の紹介という一つの形になったんだと嬉しい気持ちになる。

 

自由が増えれば責任も増える

信頼は自由に繋がって、自由が増えればできることも増える。

一方で、責任が大きくなるということでもある。

例えば、友人や知人に紹介してもらったからには、期待以上の価値を感じてもらいたいし、期待を下回ってはいけない。

そのために、自分の能力・スキル・経験を常にアップデートする義務がある。

国家資格キャリアコンサルタントの資格もただ取っただけでなく、研究と自己研鑽を重ねていく必要がある。 

そして、少なからず自分を信頼してくれる人を絶対に裏切らない準備をする。

どんどん大きくなる責任に負けないように打ち返していく。

その打ち返しの積み重ねがさらなる信頼残高に繋がって、次のステージへと進むチャンスが与えられると思う。 

 

いつかくるチャンスに備えて

自由の定義は人それぞれだが、僕にとっての自由は「やりたい時にやりたいことが出来るか」である。

今は能力もスキルも経験も全然足りない。

だから苦しくても、歯を食いしばってとにかく地道に信頼残高を貯める。

今後、必ずもっと大きなことや難しいことに挑戦する時が来る。

その時にチャンスを逃さず、大きく一歩を踏み出せるようにしたい。

「この人とだったら実現出来そうだな」

「この人とだったらワクワクするな」

と思われる人間になる。

 

以上でございます。