目黒で働いています

株式会社Carionsの山下です。

ビジネスで大切なことは全てメルコンから教えてもらった

メルコンの友人

僕にはメルカリコンサルタント(略してメルコン)の友人がいます。

 

彼とは学生時代に広告代理店のインターンのような活動の一環で友人になりました。

彼は僕の友人の中で最もぶっとんでいます。

 

テレアポが嫌だ」という理由で新卒で入社した人材会社を9ヶ月で退社。

そのタイミングで結婚をし、子供が誕生。

そして今では遊戯王カードをメルカリで売りさばいて生計を立てています。

また、そこで得たノウハウを武器に自称メルカリコンサルタントとして活動をしています。

 

正気の沙汰ではありません。

 

衝撃を受けたメルカリのノウハウ

 先日、そんな彼と話をする機会がありました。

 

メルカリにノウハウもクソも無いだろうと思っていた僕は

半信半疑でメルコンである彼に

メルカリで商品を売りさばくコツを聞き出しました。

 

彼から教えてもらったメルカリで重要なポイントはこうです。

 

・出品している背景をしっかり説明する

・傷や汚れはしっかり見せる

 

要するに、出品の理由は引っ越しをするからなのか、

使えなくなったからなのか、古くなったからなのか、

をきっちりと伝えること。

 

そして、傷があるのであればどこにどれくらいの傷があるのか、

といった商品のありのままの姿を伝える。

ということでした。

 

メルコンから学んだ長期的な信頼を獲得する方法

彼はさらっと上記のノウハウを説明しましたが、僕にはとても刺さりました。

なぜなら、僕の今の仕事と重なったからです。

 

僕はいまITエンジニア領域の人材派遣の営業をしています。

 

企業から欲しい人材の依頼をいただき、

数あるエンジニアの中から、その企業にマッチングする人材を紹介するお仕事です。

 

こう書くと簡単に見えるかもしれませんが、

マッチングが非常に難しく、ミスマッチが起こってしまうことが実情です。

 

入社当初から、僕はどんなにすごい先輩でも

ミスマッチを生んでしまっているこの仕事に心底もやもやしていました。

 

でも最近気がつきました。

ミスマッチが起こったときこそ顧客との信頼関係が大切だということを。

 

顧客の「こんな人がほしい」という依頼に対して

根拠もなく「この人ならバッチリです!悪いところなしです!」

と言ってしまえば顧客はその言葉を信じて採用します。

 

確かに短期的な視点で見ると自分の数字になります。

でもそのような営業をすればするほど

顧客との長期的な信頼関係を失ってしまっていると感じました。

 

逆に、長期的な信頼を得たければ、

紹介したいエンジニアがなぜ派遣で仕事を探しているのか。

そのエンジニアにはどういう長所が有り、どういう短所があるのか。

どういう環境は合っているけどどういう環境は合っていないのか。

を伝える。

 

そうすると仮にミスマッチが生まれた時でも大きなトラブルにはなりません。

つまりエンジニアが派遣で仕事を探している背景とエンジニアの長所と短所など、

ありのままの姿を伝えることで顧客は自分を信用してくれるのです。

 

その信用は長期的な信頼を生み出し、

その信頼が結果に繋がっていくと感じました。

 

これからも大切にしていきたいことをメルコンが気づかせてくれた

今回のメルコンとの話を経て、

この先、どんなに社会が変化していっても

大切にするべきことは変わらないんじゃないかと思いました。

 

結局ビジネスは、人と人との繋がりで成り立っているので、

人としての信用や信頼関係が大切だと感じました。

 

だからこそこれからも、人との長期的な信頼関係やリアルな繋がりを

大切にしていきたいと改めて感じました。

 

メルコン、ありがとう。

 

※メルコンが気になった方は連絡ください。

 

 

マンション管理人のおばあさんが大好きなお話

僕を気持ちよくしてくれるおばあさん

 

突然ですが、

僕は毎朝マンションの管理人のおばあさんと会うことを楽しみにしています。

 

別におばあさんは何か物をくれるわけではないのですが、

本当に元気の良い『いってらっしゃい』を毎朝くれるのです。

 

おばあさんは作業をしていても、

一度、作業の手を止めて体をきちんとこちらに向けて

『おはようございます。いってらっしゃい』

と深々と頭を下げて挨拶をしてくれます。

 

おばあさんは恐らく、80歳を超えていて

非常に小柄な方ですが、

挨拶をする際に頭を下げなくてもいい程度には腰が曲がっています。

 

それでもいつも元気良く、

頭が地面につきそうなくらい挨拶をしてくれます。

そしてマンションの掃除を一生懸命しています。

 

おばあさんが僕のまぶたの裏にいたよ

 

先日こんなことがありました。

 

ひもじい生活を送っている僕は、

晩ご飯を食べるためにコンビニで安めの惣菜を買いました。

 

そして家に戻る途中、

マンションのロビーのオートロックの鍵を開けようとして、

鍵を持った手を鍵穴に刺そうとした瞬間に

持っていた惣菜の汁を少しこぼしてしまいました。

 

ああ…僕の夜ごはん…

と自分の食料が少なくなったことに危機感を覚えましたし、

地を這って床を吸うことも考えましたが

「まあちょっとくらいだし、いいか」

と思い、立ち去ろうとしました。

 

と、その時

歴史が動きました

 

僕の頭の中に、無意識におばあさんの顔が思い浮かんだのです。

 

もしここで僕がこの床の汁を拭かなかったら…

もしここで僕がこのままこの場を立ち去ったら…

 

この汁は固まって、汚れが取れにくくなり、

おばあさんは大変な思いをするのではないか。

毎日元気な挨拶をしてくださるおばあさんは

困ってしまうのではないか。

もしくはその汚れからマンションの一部が腐敗し、

やがて建物を支えている柱まで腐敗してしまうことで

マンションは倒壊し、おばあさんが埋まってしまうのではないか...

 

僕の足は無意識に自室である6Fに向かっていて、

ティッシュを手にしていました。

そして1Fで汚れを綺麗に拭き取ったのです。

 

いつも元気な挨拶をくれるおばあさんは

僕の毎日を明るくしてくれていて、

元気を与えてくれていていました。

それだけじゃなく、僕の中に住みついていました。

 

おばあさんが与える日々の小さな感動が

僕の行動を変えているなと実感しましたし、

僕もおばあさんみたいに人の心に住み着くことができるような人になりたい

心から思った出来事でした。 

 

遅くなりましたが、ブログをはじめました

 

知っている方もいるかもしれないですが

高校生の頃、ブログを書いていました。

 

ただ日々起こる出来事やくだらないお話を書いていただけなのですが、

担任の先生に見られたり、友人、後輩、知らない人から見られることに

日々わくわくしていたのをふと思い出したからです。

 

大学に入るタイミングくらいで自然とブログは辞めてしまったのですが

日記を書くことは好きで誰に見せるわけでもなく、割と頻繁につけていました。

 

これからですが、特に決まったテーマはなく、

日々、自分の周りで起こることを残していけたらな〜と思っています。